「Canvaで作ったデザインは、どうやって相手に渡せばいいの?」
「PNG・JPEG・PDFのどれで納品すればいい?」
「Canvaの編集リンクを送っても大丈夫?」
Canvaで副業を始めると、デザインを作るだけでなく、完成した作品をクライアントへ納品する作業も必要になります。
せっかくきれいなデザインを作れても、ファイル形式やサイズを間違えると、修正や再提出が必要になることがあります・・・
私自身もCanvaでInstagram投稿やブログ画像、PR投稿用のデザインを作る中で、デザインそのものだけでなく、相手が受け取りやすい状態に整えることも大切だと感じました。
この記事では、Canvaで作ったデザインを納品する基本的な方法と、初心者が納品前に確認したい7つのポイントを紹介します。
これからCanva副業に挑戦したい方や、初めてクライアントへデザインを渡す方は、ぜひ参考にしてください!
Canvaで作ったデザインはどうやって納品する?
Canvaで作ったデザインは、基本的に完成したファイルをダウンロードして相手へ送ります。
よく使われる納品形式は、次の通りです。
- PNG
- JPEG・JPG
- MP4
- Canvaの共有リンク
どの形式で納品するかは、作ったデザインの種類やクライアントの使い方によって変わります。
例えば、Instagram投稿やブログ画像ならPNGまたはJPEG、印刷物や資料ならPDFが選ばれることがあります。
動画やアニメーションを使ったデザインなら、MP4などの動画形式が必要になることもあります。
大切なのは、自分の判断だけで決めず、作業を始める前にクライアントへ希望する納品形式を確認することです。
納品までの基本的な流れ
Canvaでデザインを納品する時は、次の流れで進めると分かりやすいです。
- 依頼内容と納品条件を確認する
- Canvaでデザインを作成する
- 誤字やサイズを確認する
- 指定された形式でダウンロードする
- ファイル名を分かりやすく変更する
- 指定された方法で提出する
- 納品後の修正や確認に対応する
案件によっては、完成前に確認用の画像を送り、クライアントから了承を得てから正式に納品する場合もあります。
最初に納品の流れを確認しておくと、完成後に慌てにくくなります。
① 納品サイズを確認する
最初に確認したいのが、デザインのサイズです。
同じInstagram用の画像でも、正方形・縦長・ストーリーズ用など、用途によって必要なサイズが異なります。
クライアントから具体的な指定がある場合は、そのサイズに合わせて作成します。
例えば、依頼文に次のような指定が書かれていることがあります。
- 横幅と高さのピクセル数
- 縦向き・横向き
- 画像の比率
- 印刷物の用紙サイズ
- 塗り足しの有無
- 解像度に関する指定
「Instagram投稿用」とだけ書かれていて、詳しいサイズが分からない場合は、作り始める前に質問した方が安心です。
完成してからサイズが違うことに気付くと、文字や画像の位置を調整し直す必要があります。
案件を受ける時は、少なくとも次の3点を確認しましょう。
- 何に使用するデザインなのか
- 必要な縦横サイズはいくつか
- 画像1枚か複数枚か
特にInstagramのカルーセル投稿では、すべてのページを同じサイズで作る必要があります。
表紙だけ違うサイズになっていないか、納品前に確認しましょう。

② PNG・JPEG・PDFのどれで納品するか確認する
Canvaでは、用途に合わせて複数のファイル形式を選べます。
ただし、形式によって特徴が違うため、何となく選ぶのはおすすめしません。
PNGが向いているケース
PNGは、文字や図形をくっきり見せたい画像に向いています。
例えば、次のようなデザインです。
- Instagram投稿
- ブログのアイキャッチ
- バナー
- 図解画像
- 文字を多く使ったデザイン
- 背景を透過した画像
文字やイラストが中心のデザインでは、PNGを選ぶと見やすく仕上がりやすいです。
JPEGが向いているケース
JPEGは、写真を多く使った画像や、ファイル容量を抑えたい場合に向いています。
ただし、保存時の圧縮によって、文字や細い線が少しぼやけて見えることがあります。
写真中心の投稿なのか、文字中心の投稿なのかを考えて選びましょう。

PDFが向いているケース
PDFは、複数ページの資料や印刷物をまとめて渡したい場合に便利です。
例えば、次のようなデザインです。
- ポートフォリオ
- チラシ
- パンフレット
- プレゼン資料
- マニュアル
- チェックリスト
CanvaにはPDF標準とPDF印刷があります。
画面上で見る資料なのか、実際に印刷するものなのかによって、適した形式は変わります。
印刷会社へ提出する場合は、クライアントや印刷会社から指定された形式や設定を優先しましょう。
③ ファイル名を分かりやすくする
Canvaからダウンロードしたファイルを、そのままの名前で送るのは避けた方が安心です。
「名称未設定.png」や「Instagram投稿コピー最終.png」のような名前では、クライアントが後から探しにくくなります。
ファイル名には、次の情報を入れると分かりやすくなります。
- 案件名
- デザインの用途
- ページ番号
- 納品日
- 修正版の番号
例えば、Instagram投稿を納品する場合は、次のように付けられます。
- company_instagram_01.png
- company_instagram_02.png
- company_instagram_03.png
修正版の場合は、次のように番号を付けても分かりやすいです。
- company_banner_v1.png
- company_banner_v2.png
- company_banner_final.png
ただし、「最終」「最終2」「本当の最終」と増えていくと、どれが最新版か分からなくなります。
修正が複数回ある場合は、v1・v2・v3のように番号で管理するのがおすすめです。
日本語のファイル名でも問題ないことはありますが、相手の環境や提出先によっては英数字の方が扱いやすい場合があります。
案件ごとのルールがある場合は、その指示に合わせましょう。

見やすい、管理しやすいを心がけましょう♪
④ 誤字・画像のズレ・余白を確認する
納品前には、デザイン全体を必ず見直しましょう。
Canvaの編集画面で長時間作業していると、誤字や小さなズレを見落としやすくなります。
特に確認したいのは、次の項目です。
- 誤字や脱字がないか
- 企業名や商品名が正しいか
- 日付や金額が間違っていないか
- 文字が画像からはみ出していないか
- 画像が不自然に切れていないか
- 左右の余白が大きくずれていないか
- ページ番号の順番が正しいか
- 指定されたロゴや文章が入っているか
編集画面では問題なく見えても、ダウンロード後のファイルで位置がずれて見える場合があります。
そのため、Canva上で確認するだけでなく、実際にダウンロードしたファイルを一度開いて確認しましょう。
Instagram投稿なら、パソコンだけでなくスマートフォンでも確認すると安心です。
スマートフォンで見ると、文字が小さすぎたり、画像が見づらかったりすることに気付く場合があります。
複数ページのデザインでは、1枚目から最後まで順番に開き、内容の流れも確認しましょう。

何にでも言えますが、見直しは大事!
⑤ Canvaの編集リンクを勝手に渡さない
Canvaでは、完成したファイルをダウンロードして渡す方法のほかに、デザインの共有リンクを使う方法もあります。
ただし、クライアントから依頼されていないのに、編集できるリンクを勝手に送るのはおすすめしません。
編集権限を渡すと、相手がデザインの内容を変更できる状態になる場合があります。
また、自分が使用しているテンプレートや素材の配置、作業途中の情報まで見える可能性もあります。
共有リンクを使う場合は、事前に次の点を確認しましょう。
- 完成ファイルだけを納品するのか
- Canva上で編集できる状態も渡すのか
- 閲覧だけのリンクでよいのか
- 複製して使用できる形が必要なのか
- 納品後も自分が管理を続けるのか
編集可能なCanvaデータを納品する場合は、完成画像だけを渡す案件よりも作業範囲が広くなることがあります。
データの受け渡しが料金に含まれているかも、依頼を受ける前に確認しておくと安心です。
また、自分専用のテンプレートを直接共有するのではなく、納品用に複製したデザインを用意する方法もあります。
元のテンプレートを残しておけば、誤って変更された場合や、別の案件で再利用したい場合にも困りにくくなります。
⑥ Canva素材・画像・フォントの利用条件を確認する
Canvaで仕事用のデザインを作る時は、使用している素材の利用条件にも注意が必要です。
Canvaで表示される写真・イラスト・フォントなどは、何にでも自由に使えるとは限りません。
また、クライアントから提供された写真やロゴについても、使用許可があるものだけを使います。
納品前には、次の項目を確認しましょう。
- 使用している素材は商用利用できるか
- クライアントから提供された画像に使用許可があるか
- 第三者のロゴやキャラクターを無断で使っていないか
- 有料素材が含まれていないか
- 納品後にクライアントが編集・再利用しても問題ないか
- 商標登録を予定しているデザインではないか
特にロゴ制作では、Canva内の一般的な素材をそのまま組み合わせたデザインについて、商標登録や独占利用を希望される場合に注意が必要です。
クライアントから「このロゴを商標登録したい」と言われた場合は、通常のSNS画像と同じ感覚で進めず、条件を詳しく確認しましょう。
自分で撮影した写真や、自分で作成したイラストを使う場合でも、人物・建物・商品などが写っている時は、利用上の問題がないか確認することが大切です。
⑦ 納品方法・期限・修正回数を記録する
Canva副業では、デザインの完成だけでなく、納品条件を守ることも大切です。
案件を受けたら、次の内容を分かりやすい場所へ記録しておきましょう。
- 納品期限
- 納品するファイル形式
- 画像サイズ
- 必要なデザイン数
- 提出方法
- 修正回数
- クライアントからの指定事項
やり取りが増えると、最初に決めた条件がメッセージの中に埋もれてしまうことがあります。
依頼内容を自分用のメモにまとめておくと、確認しやすくなります。
また、修正依頼を受けた時は、どこを変更したのか記録しておくと便利です。
例えば、次のように管理できます。
- 修正1回目:タイトルの文字を大きく変更
- 修正2回目:背景色を薄い青へ変更
- 修正3回目:商品画像を最新版へ差し替え
修正回数が決まっている案件では、相手からの依頼をまとめて確認してから対応すると、作業の往復を減らしやすくなります。
納期に間に合わない可能性が出た場合は、期限直前まで黙って待つのではなく、早めに相談することが大切です。
ファイルで納品する場合の手順
PNG・JPEG・PDFなどの完成ファイルを納品する場合は、次の流れで進めます。
- Canvaで完成したデザインを開く
- 共有またはダウンロードの画面を開く
- 指定されたファイル形式を選ぶ
- 必要なページを選択する
- ファイルをダウンロードする
- ダウンロードしたファイルを開いて確認する
- 分かりやすいファイル名へ変更する
- 指定された方法で送信する
複数ページを画像としてダウンロードすると、複数のファイルに分かれる場合があります。
提出先が複数ファイルに対応していない場合は、ZIP形式にまとめる方法もあります。
ただし、相手がZIPファイルを開けない可能性もあるため、納品方法は事前に確認しておきましょう。
Canvaリンクで納品する場合の注意点
クライアントからCanva上で編集できるデータを求められた場合は、共有範囲を確認してからリンクを作成します。
特に注意したいのは、リンクを知っている人がどこまで操作できる状態になっているかです。
共有前には、次の点を確認しましょう。
- 閲覧のみか、編集可能か
- 依頼されたデザインだけが含まれているか
- 他のクライアントのデータが入っていないか
- 個人情報や作業用メモが残っていないか
- 元のテンプレートを誤って共有していないか
納品用のデザインを複製し、不要なページやメモを削除してから共有すると安心です。
クライアントが自分のCanvaアカウントで編集する場合、使用している素材や機能によっては、相手側のプランで同じように扱えない可能性も考えられます。
そのため、編集可能データを渡す案件では、相手の利用環境も確認しておくとトラブルを減らしやすくなります。
納品メッセージに入れたい内容
完成ファイルだけを送るよりも、簡単なメッセージを添えると内容が伝わりやすくなります。
納品メッセージには、次の情報を入れると分かりやすいです。
- 納品するデザイン名
- ファイル形式
- ファイル数
- 確認してほしい点
- 修正が必要な場合の連絡方法
例えば、次のような形です。
お世話になっております。
ご依頼いただいたInstagram投稿画像が完成しましたので、納品いたします。
【納品内容】
・PNG形式
・全5枚
・1080×1350px
文字や画像の表示について確認済みです。
お手数ですが、内容をご確認いただき、修正箇所がございましたらお知らせください。
よろしくお願いいたします。
案件や相手との関係に合わせて、文章は調整してください。
納品後も元データをすぐ削除しない
納品が終わったからといって、Canva上の元データをすぐに削除するのは避けた方が安心です。
納品後に、小さな修正や再ダウンロードを依頼される場合があるからです。
案件ごとにフォルダを作り、一定期間は元データを保管しておくと対応しやすくなります。
例えば、次のように整理できます。
- 作成中
- 確認待ち
- 納品済み
- 修正対応中
- 保管終了
ただし、クライアントから削除期限やデータ管理に関する指定がある場合は、その条件に従いましょう。
個人情報や非公開の商品情報が含まれている場合は、通常のInstagram投稿より慎重な管理が必要です。

初心者がやりがちな納品ミス
初めての納品では、操作に慣れていないため、小さなミスが起こることがあります。
よく注意したいのは、次のようなケースです。
- 指定されたサイズと違う
- PNG指定なのにJPEGで送る
- 必要なページが抜けている
- 修正前の古いファイルを送る
- ファイル名が分かりにくい
- ダウンロード後の確認をしていない
- 編集可能なリンクを誤って共有する
- 企業名や商品名を間違える
- 納品期限を勘違いする
これらのミスは、納品前にチェックリストを使うことで防ぎやすくなります。
納品前の最終チェックリスト
ファイルを送信する前に、次の項目を確認しましょう。
- 指定されたサイズになっている
- 指定されたファイル形式になっている
- 必要なページがすべて揃っている
- 誤字や脱字がない
- 企業名・商品名・金額が正しい
- 画像や文字がずれていない
- ダウンロード後のファイルを開いて確認した
- ファイル名が分かりやすい
- 最新版のデータを選んでいる
- 納品方法と期限が合っている
- 共有リンクの権限が適切になっている
- 素材や画像の利用条件を確認した
最初は確認項目が多く感じるかもしれません。
しかし、同じ流れを繰り返すことで、少しずつ自然に確認できるようになります。
私が納品で大切だと思うこと
Canva副業では、おしゃれなデザインを作ることに意識が向きやすいです。
しかし、クライアントにとっては、完成したデザインを正しい形式・サイズ・期限で受け取れることも重要です。
デザインが完成してから納品方法を考えるのではなく、案件を受ける段階で確認しておくことが大切だと感じています。
特に初心者のうちは、分からないことを質問すると「迷惑かな」と心配してしまうことがあります。
しかし、曖昧なまま作業を進めて完成後にやり直すよりも、最初に確認した方がお互いに進めやすくなります。
サイズ・形式・納期・修正回数の4つだけでも、作業前に確認しておきましょう。
まとめ
Canvaで作ったデザインを納品する時は、ファイルをダウンロードして送るだけではなく、サイズや形式、利用条件などを確認する必要があります。
今回紹介した7つのポイントは、次の通りです。
- 納品サイズを確認する
- PNG・JPEG・PDFのどれで納品するか確認する
- ファイル名を分かりやすくする
- 誤字・画像のズレ・余白を確認する
- Canvaの編集リンクを勝手に渡さない
- 素材・画像・フォントの利用条件を確認する
- 納品方法・期限・修正回数を記録する
特に大切なのは、クライアントの希望を作業前に確認することです。
案件ごとに必要なサイズや形式は異なるため、自分の判断だけで進めず、分からない点は早めに質問しましょう。
納品前には、ダウンロードした完成ファイルを実際に開き、内容・サイズ・ページ数を確認してください。
丁寧な確認を積み重ねることで、初心者でも落ち着いて納品できるようになります♪



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